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新築住宅のおけシロアリ予防法は?具体策を紹介

2022.09.06 (火)

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この記事では、シロアリの特徴や新築住宅におけるシロアリ予防法につきましてご紹介いたします。これから新築住宅を建てようとしていて、シロアリ被害をしっかりと防いでいきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

シロアリは、木造の建物をボロボロにしてしまう怖い存在であり、古い住宅だけでなく、新築住宅にも発生する可能制があります。シロアリ被害を防ぐためにも、家を建てる際に薬剤散布を行うなど、新築時のシロアリ対策が重要です。

この記事では、シロアリの関する概要や、新築にできるシロアリ対策方法について具体的に解説します。

目次

1. シロアリとは?
1-1. 新築住宅にもシロアリ発生する?

2.新築時に対策できるシロアリの予防法

まとめ

1. シロアリとは?

シロアリは、「昆虫綱ゴキブリ目シロアリ科」に属し、実は、ゴキブリの仲間となります。その中でも、ヤマトシロアリやイエシロアリ、アメリカカンザシシロアリなどが家屋に被害を及ばす種類と知られ、木造住宅においてはしっかりとした対策が必要です。

特に、「湿気が多い」日当たりが悪い」「風通しが悪い」比較的温暖な場所」といった条件下で、シロアリ被害が多く見られます。

1-1. 新築住宅にもシロアリは発生する?

一見、シロアリ被害な築年数が長い住宅や中古住宅に発生するイメージがあるかもしれませんが、新築住宅にも発生せるリスクがあります。

例えば、ヤマトシロアリは水分や栄養を摂食するために湿った木材を食べますが、イエシロアリは、古材よりも新材を好むことが特徴です。また、乾材シロアリとして知られるアメリカカンザイシロアリは、乾燥した木材を好みます。

実際に新築から数年間でシロアリ被害に遭った事案はゼロではありません。また、新築住宅を建てる際に、実は既にシロアリ被害の原因が発生していた、ということも考えられます。そのため、新築住宅うを建てるタイミングで、しっかりとシロアリ予防・対策を行っておくことが重要といえます。

2.新築時に対策できるシロアリの予防法

新築時に対策できるシロアリの予防法はいくつかありますが、以下の方法が一般的に言われている内容です。

薬剤散布をを行う
シロアリの侵入経路を中心に、薬剤散布を行う方法です。一般的に薬剤の効果5年と言われていますが、ACQやホウ酸系の薬剤は、一般的な薬剤より効果が長続きするとして知られています。

薬剤の散布場所としては、床下の土壌周り(住宅の基礎部分や土台、束石周りなど)や、建築後における浴室・玄関・トイレなどが挙げられます。
木材処理を行う・シロアリに強い木材を選ぶ
木材処理は、住宅に使用される木材に薬剤を注入をする方法です。徐々に薬剤が木材に染みわたり、シロアリ予防に有効性があるとされています。

また、シロアリに強い木材としては、ヒノキ、ビバ、チークなどが挙げられます。一方で、シロアリに強い樹種を選定しても、シロアリ被害に遭う可能性がゼロになるわけではないので、注意が必要です。
点検しやすい構造にする
床下の点検や、基礎の外側を点検しやすい造りにしておくと、シロアリの早期発見がしやすくなり、仮に被害がでても最小限に抑えやすくなります。また、床下を高くしておくと、風通しがよくなり、湿気もたまりにくくなるので、シロアリ予防にも効果的です。
基礎断熱工法をなるべく避ける
近年注目を集めている基礎断熱工法ですが、使用される断熱材は、シロアリの好物とさして知られています。住宅を建てるうえで、断熱性よりもシロアリ対策うを主軸に考える場合は、断熱材の使用を極力少なくするとよいでしょう。

まとめ

新築時にできるシロアリ対策としては、薬剤散布を行う・木造処理を行う・点検しやすい構造にする・基礎断熱工法をなるべく避けるといった方法が挙げられます。

また、薬剤散布の効果は一般に5年ちいわれているので、ハウスメーカーと相談しながら、長期的なシロアリ対策についても併せて考えてみてもよいでしょう。

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