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新築の玄関によくある失敗例から成功のポイントまで

2021.07.31 (土)

お役立ちコラム


住宅の玄関は、マイホームの顔ともいえる大事な部分です。しかし、家づくりにおいてキッチンやリビングほど、玄関を重要視していない人もいるでしょう。どのような間取り・デザインにするかによって、玄関の利便性だけでなく、自宅に一歩踏み入れた瞬間のイメージも変わります。

そこで今回は、新築の玄関づくりを成功させるポイントを、よくある失敗例とともに紹介します。これから住宅を新築しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 新築の玄関によくある失敗例
    1. 収納スペースが足りない
    2. タイルの汚れが目立つ
    3. 照明スイッチを操作しにくい
    4. 湿気がこもる
  2. 新築の玄関づくりを成功させるためのポイント
    1. セキュリティが高いドアを選ぶ
    2. 汚れを取りやすいタイルを選ぶ
    3. 奥行きのある庇を設置する
    4. 将来を想定して収納設備は広めにとる
    5. 角度や明るさを調整できる照明を選ぶ
  3. 玄関づくりで後悔しないためにはメーカー選びも重要
  • まとめ

1.新築の玄関によくある失敗例

「もっと広くすればよかった」「荷物を置くスペースがない」など、玄関は実際に使い始めてから後悔することの多い場所のひとつです。使い勝手のよい玄関を作りたい場合は、どのような失敗例があるのか把握しておきましょう。

ここでは、新築の玄関によくある4つの失敗例を、失敗を防ぐためのポイントと一緒に紹介します。

1-1.収納スペースが足りない

持っている靴や雑貨に対して収納スペースが足りないと、靴が靴箱に入りきらず、玄関が散らかっている印象を与えてしまいます。脱ぎ散らかした靴が溢れている玄関は使い勝手が悪く、見た目もよくありません。

玄関のデザインを決める際は、家族の持つ靴の数や玄関で使用するアイテムの量を考慮して、収納スペースを確保することがポイントです。靴の手入れ用品・掃除用具・子どものおもちゃ・スポーツ用品など、玄関に収納するアイテムは靴だけではありません。靴箱だけでは収納スペースが足りない場合は、シューズクロークの設置も検討してみましょう。

1-2.タイルの汚れが目立つ

玄関に明るい色合いのタイルを採用した場合、タイルに付着した靴跡や泥汚れが目立ち、かえって見た目を損ねる可能性があります。1日に何度も人が出入りする玄関は、砂や泥の汚れが付きやすく、ほこりが溜まりやすい場所です。タイルが汚れるたびに掃除すれば、いつでも綺麗な状態を保てますが、あまり現実的ではありません。

「汚れは気になるけれど玄関をこまめに掃除することは面倒」という場合は、ブラウン系やグレー系など、濃い色合いのタイルを敷くと汚れが目立ちにくくなります。ブラウン系は泥汚れ、グレー系は砂ぼこりが目立ちにくいため、玄関周囲のデザインに合わせて選ぶことがポイントです。

1-3.照明スイッチを操作しにくい

玄関が暗いときや荷物を持っているときに操作しにくい場所へ照明スイッチを設置してしまうと、「明かりをすぐ点けられず使い勝手が悪い」と感じるかもしれません。照明スイッチがドアから離れている、または棚の向こうにある場合、暗い中で手探りでスイッチの場所を探すことは大変なだけでなく、転倒する恐れもあり危険です。

照明スイッチは、配線の関係や窓・収納との兼ね合いによって、取り付けられる位置が限られます。ちょうどよい場所に設置できない場合は、リモコン式の照明を取り付けると便利です。また、人感センサー付きの照明を選べば、荷物を持っていても自動で点灯するので便利ですし、消し忘れを防げるというメリットもあります。

1-4.湿気がこもる

「換気がうまくいかずに湿気がこもる」というケースも、玄関のよくある失敗例として挙げられます。1日に何度もドアを開け閉めするとはいえ、基本的に玄関は通気性が悪い場所です。特に梅雨や夏場は、汗や雨がしみ込んだ靴を収納するため、湿気がこもりやすくなります。

玄関の湿気を逃がすためには、換気機能のある窓やドアを取り付けると効果的です。風通しをよくすることで、カビや臭いの対策にもなります。また、換気機能のある窓やドアであれば、窓やドアを開け放す必要がなく、防犯性を保ち虫の侵入を防ぐことも可能です。


2.新築の玄関づくりを成功させるためのポイント

玄関と一口にいっても、ドア・タイル・庇・収納設備・照明など、注文住宅の場合は決めるべき要素がたくさんあります。満足のいく玄関を作るためには、失敗例を把握するとともに、成功のポイントを知ることが重要です。

ここでは、新築の玄関づくりを成功させるためのポイントを5つ紹介します。

2-1.セキュリティが高いドアを選ぶ

セキュリティ機能のあるドアを選ぶことで、強盗や空き巣に遭うリスクを減らすことができます。玄関に設置するドアを選ぶ際は、「鍵の数」「鍵の種類」「ピッキング防止機能」など、ドアに施された防犯対策を確認しましょう。

また、玄関のドアは頻繁に使用するため、使いやすい開き勝手にすることも大切です。ドアのセキュリティと開き方を確認してから、住宅の外観デザインとバランスが取れる色・サイズ・形のドアを選びましょう。

2-2.汚れを取りやすいタイルを選ぶ

玄関は汚れやすいため、簡単に掃除できる素材を選ぶと、その後の手入れがラクです。玄関の床には、タイル・モルタル・洗い出し・石材などが使われます。掃除や手入れのしやすさを重視する場合は、玄関の床にタイルを敷き詰める施工方法がおすすめです。

白などの明るい色ではなく、ブラウン系やグレー系の色のタイルを選ぶと、玄関の床が汚れても目立ちにくくなります。しかし、暗い色のタイルを採用することに抵抗がある人もいるでしょう。玄関をできるだけ明るいイメージにしたい場合は、汚れ防止の加工を施すか、汚れが落ちやすい床材を選べば、床の色の選択肢が増えます。

2-3.奥行きのある庇を設置する

玄関に十分な奥行きのある庇を設置することで、雨が玄関に吹き込んだり、大雪でドアが開かなくなったりすることを防止できます。また、庇には日除けの効果もあるため、玄関の温度上昇を抑制することも可能です。

住宅の庇としては、フラットタイプをよく見かけます。フラットタイプの庇を取り付ける場合、庇が90cm以上あれば、雨除けや日差し防止の役割が期待できます。ただし、下記のいずれかの条件に当てはまる場合、建築面積として算入されるため注意が必要です。

  • 庇が壁から1m以上突き出ている
  • 庇を柱で支えている
  • 庇の下が壁で囲われている

2-4.将来を想定して収納設備は広めにとる

今後、家族や趣味が増えることを想定し、玄関の収納設備は広めにとることをおすすめします。玄関の収納物は靴だけと考えがちですが、実際には靴の手入れ用品や掃除用具、傘なども収納します。家族構成によっては、ベビーカー・三輪車・自転車・車いすなどの収納場所も必要です。自転車の空気入れ・ゴルフバックなどを玄関に置くケースもあります。

靴箱の収納力では足りない場合は、玄関横にシューズクロークや収納用の小部屋を設置するとよいでしょう。

2-5.明るさを調整できる照明を選ぶ

玄関の向きや日中の日当たりも考慮して、明るさを調節できる照明を選ぶと便利です。照明を取り付ける位置や明るさによって、玄関の雰囲気は大きく異なります。できれば照明を点灯するすべての時間帯で、どのような点き方・見え方になるか確認することをおすすめします。

玄関に取り付ける照明は、インテリアとして優れたデザイン性を持つ照明よりも、季節や周囲の環境に合わせた光の調整機能もしくは人感センサーが付いている、実用性の高い照明を選ぶとよいでしょう。


3.玄関づくりで後悔しないためにはメーカー選びも重要

玄関づくりで後悔しないためには、ハウスメーカー選びも重要なポイントです。本当に満足できる家を作りたい方は、「ワールドハウス」にお任せください。

ワールドハウスは、千葉県・茨城県の一部地域において、施工からメンテナンスに至るまで、一貫体制で対応している建設会社です。腕の確かな専属職人による直接工事を行っており、1棟1棟技術と心を込めて高品質な住まいを提供しています。

また、地域密着をモットーに万全のメンテナンス体制を整えていることも、ワールドハウスの特徴です。365日・24時間受付でいつでも即日対応ができるよう、修理が必要になったときに備えて、メンテナンスカーに乗った社員が地域を巡回しています。

快適で使い勝手のよい玄関づくりを希望する人は、ワールドハウスへ一度ご相談ください。


まとめ

新築の玄関づくりでは、収納設備を広めにとり、汚れを落としやすいタイルを選ぶことが大切です。明るさを調整できる照明を選べば玄関の雰囲気を損なわず、人感センサーが付いた照明を選べば暗い中で手探りでスイッチを操作する必要がありません。また、雨や日差しを避けるために十分な奥行きのある庇を設置し、セキュリティの高いドアを選ぶことで安心して暮らすことができます。

千葉県・茨城県で満足のいく住まいを作りたい人は、ぜひワールドハウスにご相談ください。

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