ブログ・コラム
Blog・Column
固定資産税はいくら?簡単な計算方法から相場・軽減措置まで
2021.03.02 (火)
お役立ちコラム
物件を所有している、もしくはマイホーム購入を検討している人にとって、固定資産税がいくらかかるかは重要な問題です。固定資産税は土地・家屋といった不動産を持つと支払いが必要となるため、物件所有におけるランニングコストといえます。
固定資産税が気になる人の中には、固定資産税とはそもそも何かを知りたいケースも多いのではないでしょうか。そこで今回は、固定資産税の概要と計算方法・相場や、固定資産税の軽減措置など、固定資産税のポイントを紹介します。
目次
- 固定資産税とは|計算方法から相場まで
- 固定資産税の計算方法
- 固定資産税の相場と概算方法
- 固定資産税の軽減措置とは?新築住宅はメリット大!
- 固定資産税はいくら?一戸建ての場合でシミュレーション
- 千葉県・茨城県で新築住宅を建てる場合は「ワールドハウス」がおすすめ
- まとめ
1.固定資産税とは|計算方法から相場まで
固定資産税とは、土地や住宅などの不動産を所有している住民に対して、市町村が課税している地方税の一種です。
固定資産税の納税義務は1月1日時点における不動産所有者に対して課せられ、4月~6月頃に納付額を記載した納税通知書と振込用紙が郵送されます。固定資産税は不動産を所有している限り、毎年納付しなければなりません。
ここでは、固定資産税の基本的な計算方法と相場について解説します。
1-1.固定資産税の計算方法
固定資産税の課税額は、土地と住宅の評価額に税率をかけることで決定されます。具体的な計算式は、下記の通りです。
固定資産税=(土地の課税標準額+住宅の課税標準額)×税率1.4%
計算式に使われている「課税標準額」とは、税額計算において基礎となる金額を指します。固定資産税の課税標準額は、基本的に固定資産税評価額と同等です。
ただし、土地の場合は「住宅用地の特例措置」が適用されると、課税標準額が変わります。土地に住宅用地の特例措置が適用された場合は、下記の課税標準額を使用しましょう。
課税標準額=固定資産税評価額×特例措置別の軽減率
また、固定資産税は標準税率の1.4%で計算することが一般的であるものの、税率は自治体によって1.4~1.6%で変動があります。
1-2.固定資産税の相場と概算方法
一戸建てにおける固定資産税の平均相場は、10~12万円といわれています。ただし、固定資産税の課税額はさまざまな要素で評価基準が変わるため、10~12万円は一戸建てにおける固定資産税の目安額と考えましょう。
自分で固定資産税を計算する場合、正確な税額を求めようとすることは大変です。固定資産税評価額を知るためには、固定資産税の納税通知書を保管しておくか、管轄する自治体に固定資産税評価証明書を発行してもらう必要があります。
しかし、過去の納税通知書は捨ててしまっている可能性が高く、証明書発行には確認書類を準備しなければなりません。
そのため、固定資産税の計算は、目安額を求める概算で行うことがおすすめです。一戸建てにおける固定資産税評価額は、土地が地価の約70%、住宅は新築物件時の約60%が目安となっています。
固定資産税の納税通知書を保管していない人でも、このような方法で概算することで、簡単に固定資産税の目安額を求められるでしょう。
2.固定資産税の軽減措置とは?新築住宅はメリット大!
固定資産税の軽減措置とは、土地や住宅が特定条件を満たしている場合に課税額を抑えられる制度です。軽減措置には「住宅用地の特例措置」と「新築住宅の特例措置」の2種類があり、それぞれ軽減措置の内容や要件が異なります。
●住宅用地の特例措置
住宅用地の特例措置は、住宅用として使われている土地に適用される制度です。住宅用地の特例措置は、小規模住宅用地と一般住宅用地の2種類があります。
小規模住宅用地の部分
小規模住宅用地とは、住宅用地である敷地面積が200平方メートル以下の部分です。200平方メートルを超える場合も、200平方メートルまでは軽減率の割合を1/6として計算されます。
固定資産税=土地の課税標準額×軽減率1/6×税率1.4%
一般住宅用地の部分
小規模住宅用地を超える土地部分は一般住宅用地として扱われ、軽減率の割合を1/3として計算します。
固定資産税=土地の課税標準額×軽減率1/3×税率1.4%
なお、「土地の課税標準額×軽減率」の計算では、負担調整措置が入ることがあります。
●新築住宅の特例措置
新築住宅の特例措置とは、住宅を新築した場合に課税額を減額できる制度です。もともとは令和2年3月31日までに新築された住宅が対象だったものの、現在は令和4年3月31日まで延長されています。
新築一戸建ては3年間、新築マンションなどは5年間にわたり、税額を1/2に減額することが可能です。
適用時における固定資産税=住宅の課税標準額×税率1.4%×1/2
3.固定資産税はいくら?一戸建ての場合でシミュレーション
実際に物件所有でかかる固定資産税は、いくらなのでしょうか。一戸建ての新築と築5年で比較シミュレーションを行ってみましょう。
下記は固定資産税の目安と、算出の条件です。
●新築一戸建ての場合
●築5年一戸建ての場合
物件の固定資産税額は住宅部分による影響が大きく、新築は築5年よりも22,900円安くなっていました。なお、築15年・築30年の場合も、築5年目と同じ考え方で計算を行います。
4.千葉県・茨城県で新築住宅を建てる場合は「ワールドハウス」がおすすめ
固定資産税は、築5年の中古住宅よりも、軽減措置を利用できる新築住宅のほうが安くなります。千葉県・茨城県で新築戸建てを建てたい場合は、ワールドハウスをご利用ください。
ワールドハウスは創業より51年間、千葉県・茨城県において注文住宅の施工に携わってきました。 住宅をただ販売するのではなく、営業から設計・施工・メンテナンスに至るまで、一貫した直接施工・管理体制を整えております。家づくりを担当する大工は、実績ある自社専属大工です。
また、ワールドハウスでは施工にかかるお金について、お客様に分かりやすい表現を心がけております。ご提案させていただく金額は、入居に必要な全ての費用を含めた「住み出し価格」です。新築住宅の施工は、ワールドハウスにお任せください。
まとめ
固定資産税とは土地や住宅などにかかる地方税であり、物件を所有すると必ず課税されます。固定資産税額を正しく計算することは大変であるため、概算で目安額を求めることがおすすめです。
固定資産税には課税額を抑えられる軽減措置が2種類あります。特に新築住宅の特例措置は、住宅部分の課税額を減額できるお得な制度です。
シミュレーションで紹介したように、新築は築5年よりも課税額が安く抑えられます。千葉県・茨城県で新築住宅を建てたい人は、ぜひワールドハウスにご相談ください。
ワールドハウスへのお問い合わせ
Contact