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家を建てるにはいくらお金が必要?まず何からすればいい?

2022.03.11 (金)

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家の外観から内装、設備、インテリアのすべてを自分たちで選べる注文住宅は、家族が理想とする住まいを実現できることで人気があります。しかし、いざ家を建てたいと思っても、必要となる費用の目安や何から始めればよいかが分からない人も多いでしょう。

そこで今回は、新築で家を建てる場合にかかる費用の目安と、注文住宅を依頼する前に手を付けるべきことについて解説します。満足できる家を建てるためのヒントも紹介するため、家づくりで後悔したくない人はぜひ参考にしてください。

目次

  1. 家を建てるにはいくら費用がかかる?
  2. 家を建てるにはまず何からすればいい?
    1. 家にかけられる予算を考える
    2. どんな家を建てたいか話し合う
    3. どこに依頼するのかを考える
  3. 満足できる家を建てるにはどうすればいい?
    1. 「今」ではなく「将来」も見据えて検討する
    2. SNSなどで具体的な家のイメージを掴む
    3. 完成見学会やモデルハウスで実際の家を見る

1.家を建てるにはいくら費用がかかる?

新築で家を建てた場合、約4,000万円前後の費用がかかります。下記は、国土交通省が公表した、住宅購入に必要となった土地代・建物代を合計した金額です。

出典:国土交通省「令和2年度住宅市場動向調査」

土地も含めた注文住宅の購入費用は、4,606万円となります。ただし、あくまでも全国の平均であり、実際の必要資金は家を建てる地域や建築様式によって、大きく変化することを覚えておきましょう。なお、建物建築費用の平均は3,168万円、土地購入費用の平均は1,545万円です。

また、土地を購入して新築住宅を建てる場合、土地代・建物代以外に下記を例とした諸費用が発生します。

  • 印紙税
  • 登録免許税
  • 司法書士報酬
  • 事務手数料
  • 保証料
  • 火災保険料
  • 登記事項証明書取得費用
  • 地盤調査費用
  • 印紙税
  • 交通費

2.家を建てるにはまず何からすればいい?

自分たちが思い描いたとおりの住まいを手に入れられるのが、注文住宅です。しかし、初めて家を建てる場合、「何をすれば理想どおりに仕上がるか分からない」という人も多いでしょう。

ここでは、注文住宅を検討している人に向けて、まず何から始めればよいかを順を追って解説します。

2-1.家にかけられる予算を考える

最初に考えなければならないことは、「家のどこにどの程度の費用をかけられるか」です。下記は、家の予算を考える際の主なポイントと注意点となります。

上記を参考に、ひとまずざっくりした予算案を算出してみましょう。

2-2.どんな家を建てたいか話し合う

家を建てる際は、その家に住む家族がどのような家に住みたいかを話し合うことが大切です。

家族といえどもそれぞれの立場や考え方によって、理想とする住まいの形や欲しい設備は異なります。家族全員が納得いくまで相談し、事前に建てたい家のイメージを固めておくと、いざ家づくりの打ち合わせに入ったときもスムーズな進行が可能です。

まずは新しい家に希望する事柄を各自でリスト化し、こだわりの条件から順に整理するとよいでしょう。項目の譲れない条件を明確にすることで、互いの妥協点を探しやすくなります。

また、話し合いには子どもも積極的に参加させましょう。子どもにとっても長く暮らしていく家です。「自分も話し合いに参加した」という意識を持つことで、家族との一体感を感じ家への愛着を持たせることができます。

2-3.どこに依頼するのかを考える

住宅建築の主な依頼先は、大きく分けてハウスメーカー・ビルダー・工務店・設計事務所の4種類です。下記は、各依頼先の主な特徴となります。

依頼先の特徴と自分たちが住宅に望む優先順位を照らし合わせ、希望どおりの家を建てられそうな住宅会社と契約することが大切です。


3.満足できる家を建てるにはどうすればいい?

注文住宅の建築では、依頼先が決まって打ち合わせが始まると、さまざまなことを短期間で判断・決定しなければなりません。自分自身が下した決断に後悔しないためには、納得のいく答えが見付けられるよう準備することが大切です。

ここでは、満足できる家を建てるために事前に行うべきことを3つ解説します。

3-1.「今」ではなく「将来」も見据えて検討する

「今」、家のために支払う費用を予算内に収めることは大切です。しかし、家を建てる際は「将来」どの程度の費用が必要となるかも入れて判断しなければなりません。

例えば、安さを重視して性能が低い断熱材を使用した場合、エアコンの使用時間が増えて光熱費がかさむ傾向にあります。また、子どもの成長や老親との同居など、人生のステップに合わせてライフスタイルが変化する可能性も考慮しなければなりません。

家を建てる際は初期費用だけでなく、日々のランニングコストや将来にリフォームするかもしれないことなども計算し、トータルコストで考えることが重要です。

3-2.SNSなどで具体的な家のイメージを掴む

SNSなどを情報収集に活用し、自分たちが理想とする家のイメージを具体的に掴むことが大切です。

建てたい家のイメージがしっかりと定まっていなければ、担当者や設計士が要望をくみ取り切れず、家が完成してから「思っていた家と違う」という事態が起こりかねません。とはいえ、頭の中に思い描いた理想を言葉で伝えることは大変です。

頭の中にあるイメージを具体的に伝える手段として、Instagramなどの画像が役立ちます。例えば、北欧風の家を建てたい場合は「#北欧風の家」と検索して出てきた画像の中から、イメージに近い画像をチェックしましょう。さらに、その画像に付けられたハッシュタグを再検索すれば、似た系統の画像を次々に見付けることができます。

日本語以外に英語で検索したり、「#書斎」や「#タイル」など間取りや建築資材をピンポイントで検索したりする方法もおすすめです。

3-3.完成見学会やモデルハウスで実際の家を見る

理想とする家のイメージを膨らませるためには、実際の家を見ることも重要です。例えば、吹き抜けにした場合の感覚、窓の形・大きさによる日当たりの差や開閉の具合など、実際にその場に立って触れてみなければ分からないことは少なくありません。

完成見学会に参加すれば、施主が実際に住むために予算を組み、間取りにこだわって建てた家を見ることができます。また、完成見学会は施主の満足度が高くなければ開けないところもポイントです。

モデルハウス見学でも実際の間取りを体感できる上、メーカーごとの最新情報も得られます。完成見学会やモデルハウスでは大まかな予算配分を教えてもらえるケースもあり、理想のイメージを固めるとともに現実的な家づくりのヒントも得られるでしょう。


まとめ

マイホーム購入で注文住宅を選択した場合、土地代・建物代・諸費用を含めある程度余裕のある資金計画を立てなければなりません。また、家族全員が納得し気持ちのよい新生活を始めるためには、互いの希望条件をすり合わせて理想とする家のイメージを固め、依頼先に伝えることが重要です。

うまくイメージが掴めない場合は、完成見学会やモデルハウスで実際の家を見てみましょう。ワールドハウスでも、完成見学会の開催や住宅展示場・モデルハウスの公開を行っているため、千葉・茨城県で家の新築を考えている人はぜひご来場ください。


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