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二世帯住宅の間取り|失敗しないためのポイントも解説

2022.02.17 (木)

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「介護や支援が必要となった親をサポートするために」「共働きの子夫婦の生活をサポートするために」など、さまざまな背景により親と子世代の同居、いわゆる二世帯住宅を検討する家庭は多くあるでしょう。

二世帯住宅は同居する双方の世帯にとって、精神面・経済面でサポートできる一方で、かえって負担を感じてしまう可能性があります。そのため、二世帯住宅ならではのポイントをおさえながら家づくりを進めることが重要です。

そこで今回は、二世帯住宅の間取りの種類と、二世帯住宅の間取りを考える際のポイントを4つ紹介します。二世帯住宅を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 二世帯住宅の間取りは慎重に考えよう
  2. 二世帯住宅の間取りの種類は3つ
    1. 完全同居型
    2. 部分共用型
    3. 完全分離型
  3. 二世帯住宅の間取りを考える際の4つのポイント
    1. 両世帯のライフプランを作る
    2. プライバシーを確保する
    3. 生活リズムの違いを考慮する
    4. 介護に備えてバリアフリーに対応する
  • まとめ

1.二世帯住宅の間取りは慎重に考えよう

二世帯住宅とは、親世帯・子世帯の二世帯が同居することを前提につくられる住宅のことです。広義の二世帯住宅は、単純に親世帯・子世帯が同居する住宅ですが、狭義の二世帯住宅は各世帯の生活空間がしっかり分けられた住宅のことを指します。

二世帯住宅は、親夫婦と子夫婦やその子どもがひとつ屋根の下で生活することとなります。関係性の近い人同士が同居するものの、育ってきた環境や価値観は人それぞれ異なるうえ、なるべくトラブルを起こしたくない相手と暮らすこととなるため、親世帯と子世帯の最適な距離感を考えて適切な間取りを設計する必要があるでしょう。

選択する間取りによって、生活の快適さや必要な費用は大幅に異なります。二世帯住宅を検討している場合は、まず双方の世帯できちんと話し合い、お互いにとって納得のいく設計プランを考えることが重要です。


2.二世帯住宅の間取りの種類は3つ

ひとくちに二世帯住宅と言っても、間取りのパターンによって種類が分けられます。二世帯住宅の代表的な間取りは、下記の3つです。

●完全同居型

●部分共有型

●完全分離型

選択する間取りの種類によって、特徴やメリット・デメリットが大きく異なります。ここからは、それぞれの間取りの種類について詳しく解説します。

2-1.完全同居型

完全同居型は、玄関からトイレ、浴室、キッチン、リビングまでのすべてを二世帯で完全共有する間取りの二世帯住宅です。親世帯と子世帯の距離感が近いことが最大の特徴で、世帯同士のコミュニケーションがとりやすくなります。

完全同居型のメリット
●親世帯・子世帯で家事や育児の助け合いがしやすい
●将来的に一世帯で住むこととなっても、リフォームする必要がほとんどない   
●二世帯住宅の他間取りタイプの中で、最も建築費用を抑えやすい
完全同居型のデメリット
●各世帯のプライバシーが確保されづらくなる
●各世帯で光熱費を明確に分けることが困難となる

完全同居型の二世帯住宅は、親世帯・子世帯の距離感が近いからこそのメリット・デメリットがあります。各世帯の生活スタイルや価値観が一致していればストレスなく暮らすことができるものの、大幅に異なるとストレスに感じる可能性があるため、事前の話し合いは欠かせません。

2-2.部分共用型

部分共用型は、親世帯と子世帯のこだわりやプライバシーに応じて、部屋や各設備の一部を共有する間取りの二世帯住宅です。共有する部分は人によって大幅に異なるものの、「水まわり設備は別で、玄関やリビングダイニングは共有」などの選択をするケースは多々あります。

部分共用型のメリット
●各世帯のプライバシーを確保しやすい
●世帯同士のコミュニケーションがとりやすい
部分共用型のデメリット
●共有する設備を自分たちで決められるが故、事前の話し合いが欠かせなくなる

部分共用型は、譲れないプライバシー問題とコミュニケーション、さらに費用面でのバランスがとりやすく人気の間取りタイプです。しかし、どの設備をどのように分けるか・共有するかを事前に話し合う必要があり、プラン決定に時間を要する可能性もあります。

2-3.完全分離型

完全分離型は、同じ住宅の中で玄関からトイレ、浴室、キッチン、リビングまでのすべてを1つずつ設置して、各世帯の生活空間が独立した間取りの二世帯住宅です。主に階層ごとに世帯の居住スペースを分ける「上下分離タイプ」と、右側は親世帯・左側は子世帯など縦に区切って世帯の居住スペースを分ける「左右分離タイプ」の2つがあります。

完全分離型のメリット
●各世帯のプライバシーを確保しやすい
●各世帯の水道光熱費が明確となる
完全分離型のデメリット
●広い土地が必要となる
●建築費用が最も高額となる
●意識的なコミュニケーションが必要となる

完全分離型は、各世帯のプライバシーを確保でき、世帯ごとの水道光熱費も明確となるため、二世帯住宅で起こり得るトラブルやストレスを回避しやすいです。しかし、いわゆる2軒分の住宅を建てることとなるため、土地代・建築費が高額となりやすいことに注意しなければなりません。


3.二世帯住宅の間取りを考える際の4つのポイント

二世帯住宅の間取りタイプには完全同居型・部分共有型・完全分離型の3つがあることを説明しました。どの間取りタイプにするかは、事前に世帯ごとで話し合う必要があります。十分な話し合いができていなければ、二世帯住宅を建てたあとに後悔するおそれがあるでしょう。

では、実際に世帯ごとで話し合ってプランを決定するときは、どのようなポイントを意識すればよいのでしょうか。最後に、二世帯住宅の間取りを考える際のポイントを4つ紹介します。

3-1.両世帯のライフプランを作る

今後何十年と暮らし続ける家をつくるため、両世帯が「どのような生活をイメージしているか」「数年後、数十年後はどのような生活を送っているのか」といったライフプランを作成することは欠かせません。

ライフプランの作成は、将来を見据えた住宅設計をするためにはもちろん、お互いの家づくりに対するこだわりやニーズを把握するためにも役立ちます。二世帯住宅の間取りタイプを決定する際の重要な資料となるでしょう。

3-2.プライバシーを確保する

二世帯住宅において、最も重要視されやすい部分がプライバシーです。いくら家族で生活するとは言え、個々のプライバシーが確保できていなければ、安心して過ごせる家とはなりません。

限られた敷地の中で、トイレや浴室、キッチンを世帯ごとにきっちり分けることにより、家族一人ひとりの部屋をつくるスペースがなくなる可能性もあります。共有すべき部分は話し合って共有し、可能な範囲で一人ひとりの部屋(寝室)をつくることがおすすめです。

3-3.生活リズムの違いを考慮する

どれほど世帯同士の仲が良くても、生活リズムがまったく異なることで、生活音などによるストレスは少なからず発生します。二世帯住宅の間取りを決める際は、世帯ごとの生活リズムを把握しておかなければなりません。

世帯ごとで、日々どのように生活しているかを話し合って相違点を認識すれば、自ずと生活スペースの適切な配置が見えてくるでしょう。

3-4.介護に備えてバリアフリーに対応する

親世帯が70~80代となると、介護の必要性も増してきます。現在は介護の必要がまったくない状態でも、今後数年から十数年の間で介護が必要となることも珍しくありません。

介護が必要な状態となってからバリアフリー設備の整備・リフォームをするケースもありますが、一時的にではあるもののリフォームによって生活に制限が出たり、費用がかさんだりする可能性もあります。そのため、親世帯の生活空間はあらかじめ介護に備えてバリアフリー化しておくことがおすすめです。


まとめ

二世帯住宅は、親世帯・子世帯の両世帯が同居することを前提につくられる住宅です。世帯ごとの助け合いがしやすく、コミュニケーションもとりやすいという魅力があるものの、どれほど仲の良い家族であっても生活スタイルや価値観の違いによりトラブルが生じる可能性があります。

起こり得るトラブルを回避するためには、両世帯の最適な距離感を考え、適切な間取りを選択する必要があります。二世帯住宅の主な間取りの種類には、「完全同居型」「部分共有型」「完全分離型」の3つが挙げられます。

また、間取りタイプを選択する際は両世帯を交えた話し合いも欠かせません。ここまでの内容を参考に、千葉県・茨城県で二世帯住宅を検討している人はぜひ「ワールドハウス」にご相談ください。二世帯住宅を含むさまざまな実績をもったうえで、お客様一人ひとりの希望に合わせた適切な設計プランをご提案いたします。


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